企業のSNS運用にお悩みの方へ
企業のSNS運用のお悩み
・お店のインスタ運用を任された
・SNSから、採用を増やしたい
・会社のSNSを伸ばしていきたい
・自社のSNS集客を強化したい
など、お店や自社サービスのSNS運用に悩んでいる皆さんへ。
今日は、企業のSNS担当になった方のために「SNSの向き合い方」についてお伝えします。
企業SNS運用の落とし穴
実は、企業のSNSを運用には3つの落とし穴があります。
SNS集客がうまくいかない、
なんか理想的な状態とかけ離れている、
というように悩む時のほとんどが、この3つを理解できていない時と言っても過言ではありません。
・店舗のSNS運用担当者になった
・企業アカウントの伸ばし方が分からない
・SNSの正解が分からず迷いながら投稿している
こんな方は、ここから先の記事をしっかり読んでいただければお悩みの原因が分かります。
この記事では、
「企業SNSアカウントを運用する時のよくある落とし穴」や「SNSアカウントとどのように向き合っていけばアカウントを伸ばすことができるのか」
について解説しているので、ぜひ読んでみてください。
企業SNS運用の落とし穴
①「バズ」や「フォロワー数」だけでは本当の成果が測れない
まず一つ目は、集客や採用などの運用の目的の達成において「バズること」「フォロワー数が増えること」が成果に直結するとは限らないということ。
多くの人が、「SNSで結果が出ること」を
「瞬間的なバズやフォロワー数の増加」に結びつけがちです。
確かに、分かりやすい数字が出ると嬉しいし、認知が広がっているような感じがしますよね。
ですが、動画がバズったり、フォロワー数が増えたりしたからといって、それだけで本当の成果を測ることはできません。
たとえば、集客目的で運用している美容室アカウントの動画がバズったところで、それがお客様の来店・予約に結びつかなければ、本当の意味での成功とは言えません。
SNSにおいて成果を出すためには、目的に沿った視点が必要です。
②フォロワー・お客様との関係構築を忘れてしまう
二つ目は、お客様やアカウントのフォロワーとの関係構築。
毎日せっせと投稿を作り、運用し、細かな作業をこなしていくうちに「フォロワーとの信頼関係の構築」という視点が抜けてしまうケースは少なくありません。
・ユーザーがおすすめ欄で投稿を見つける
・バズっている動画を見てユーザーが興味を持つ
など、投稿でアカウントを知ってもらったとしても、実際に購入や来店など、行動するまでにはハードルがあります。
それを突破するために、日々のコミュニケーションを積み重ねて長期的に信頼関係を構築していくことを忘れがちです。
特に採用に関しては「ここで働きたい!」と思われるほどの熱量が必要です。
おすすめ欄でたまたま目にしただけでは、わざわざ応募フォームに入力するまでには至りません。
SNS運用は細かな作業が多く、数字を意識する場面も多い分、日々、お客様との信頼関係を築くことが頭の中から抜けてしまうことが多々あります。
③統一感がなくなってブランドイメージが崩れる
三つ目は、「ブランドイメージ」についてです。
SNSを運用する上で、ノウハウやテクニックを学んだり、SNSの仕組みについて理解することはとても大切です。
ですが、それに振り回されて短期的な成果ばかりを追い求め、結果的にアカウントに統一感がなくなり、ブランドイメージを損なうことがあります。
「こうすればバズる」「このネタを投稿すればフォロワーが増える」など、目先の数字に振り回された結果、
・炎上してしまった
・認知は広まっても理想とするお客様の来店に繋がらない
・企業として大切にしたいブランドイメージが崩れた
ということが起きてしまいます。
企業のブランドやビジネスの本質を見失わないことが大切です。
SNSとの向き合い方
では、ここまでの3つの落とし穴を踏まえた上で、企業のSNSアカウントを運用する上で大切にすべき向き合い方とは何なのでしょうか。
それは、
「長期的な視点」で向き合うことです。
企業アカウントとなると、一時的に再生数を伸ばしたり、フォロワー数を伸ばしたりすることで”短期的に”マネタイズする目的ではありません。
集客なら、届けたい人にしっかり届くようにブランドイメージをしっかり伝えていく必要があります。
採用の場合、一緒に働きたいと思っている人が気になることを的確に届ける必要があります。
数字やバズだけにとらわれず、コツコツと発信を続けること。
そして、理想とする状態を目指して目先の数字に振り回されないこと。
このように、長期的な視点で向き合うことが大切です。
そして、誰でもいつでもアクセスできる「SNS」だからこそ、一貫した発信を意識できるかどうかがカギになります。
企業アカウントの本質は、バズることではなく、お客様とのつながりや信頼関係を築き上げて、結果的に”人が来る状態を作り出すこと”にあります。
運用担当者の皆さんは、しっかりと
“ブランドやビジネスの核となるメッセージ”を明確にし、
それに沿った発信をしていきましょう。