インスタでよく出てくる”専門用語”徹底解説

専門用語の多いインスタ運用

SNS運用には、専門用語が出てくることが多く「沢山の人が挫折する原因」の一つになっています。

ネット上で専門用語の名前とその説明は書いてあるけど、結局どう使うの?どんなところを見ればいいの?と活用方法に悩んだことはありませんか?

この記事では、インスタ運用に欠かせない15の用語をSNSを使ったことのない方にも分かるように解説します。

・インスタ運用の基礎知識をつけたい

・専門用語の意味と使い方を知りたい

・初心者にも分かるような言葉で解説してほしい

という方は、ぜひこの記事を参考にインスタ運用に活かしてみてください!


インスタ運用”15の専門用語”

インスタの機能に関する用語

まずは、Instagramの機能に関する5つの専門用語。

1.フィード

フィードとは、インスタグラムの数ある投稿機能の中で一番基本のものです。

通常投稿とも呼ばれ、最大10枚の画像を投稿することができます。(動画も投稿できますが、動画の場合は下記で出てくる「リール投稿」の方がおすすめです。)

お店やサービス紹介のために企業アカウントでフィード投稿を活用する場合、おすすめ商品やサービスについて紹介したり、キャンペーン情報を発信したりする際に有効です。

2.ストーリーズ

ストーリーズとは、インスタグラムの投稿機能の一つで、24時間限定で公開される投稿のことです。

インスタグラムを開いたとき、一番最初に出てくるホーム画面に表示されるため多くのユーザーが利用します。

ストーリーズでは、リアルタイムな情報を気軽に発信できるので、お店の営業中の様子や新しい情報を載せていく手段としてとても効果的です。

また、「質問箱」や「アンケート」などの機能を活用すれば、ユーザーと気軽にコミュニケーションが取れます。

注意点としては、ストーリーズは基本的に「既にそのアカウントをフォローしているユーザーが見ている」ということ。

おすすめで流れてくる投稿とは違うので、発信内容や誰に向けて届けるのかを考えて使い分けることがとても大切です。

3.ハイライト

ハイライトとはストーリーズをプロフィール欄にまとめておく機能です。

通常、ストーリーズは24時間で消えてしまいますが、ハイライトにまとめたものは、時間が経ってもいつでも見ることができます。

ハイライトを作成しておくと、アカウントに訪れたユーザーはいつでもハイライトを確認することができます。

企業アカウントの場合の例を出すなら、「大切なお知らせ」や「予約方法」「立地」など、プライベート感のある発信よりもアカウントを見た人にとって気になる情報や、最初に知っておいて欲しいことをまとめておきましょう。

4.リール

リールはインスタグラムの投稿の一つで、最大90秒の動画を作成・投稿できます。

フィードとの違いは、リールの場合「発見タブやホームなどあらゆる場所に表示される」ため、フォロワー外のユーザーの目に止まりやすい」こと。

また、フィードと違って、リールでは画像だけでなく、「音声」「BGM」「動きのある素材」など、たくさんの情報を詰め込むことができるため、店内の雰囲気や商品のイメージなどの伝えたい情報をより明確に届けることができます。

ですが、伸びるリール投稿を作る場合、「撮影」「撮影した素材のいらない部分をカット」「撮影した素材の編集」「BGM選定」など、たくさんの工程が必要になるので「続かない」と感じる人が多い部分です。

5.プロフィール

プロフィールとは、アカウントをタップしたときに飛ぶページのこと。アカウントに関連する情報を載せる機能です。

そして、見やすい・伝わりやすいプロフィールというのは、「このアカウントってどんなアカウントなの?」が一言で分かるもののことです。

自分のプロフィールを見たい時は、インスタグラムを開いて画面右下のアイコン(プロフィール画像)をタップすると表示されます。

ユーザーは、投稿だけでなくプロフィールを見てフォローするかしないかを判断するため、インスタ運用をする上でプロフィールの内容はとても重要です。

インスタの運用に関する用語

続いては、1つ前で出てきた「投稿」を作った後、それを活用して実際にアカウントを運用していく上でよく出てくる5つの専門用語について解説します。

6.キャプション

キャプションとは、フィード投稿やリール投稿をする際に記載する説明文のことです。最大で2200文字まで入力できます。

キャプションでは、投稿で伝えきれない情報を補足して説明したり、その投稿がどういう投稿なのかを説明したりするのに効果的です。

「パッと見て目立たないから、そんなに重要ではないだろう」と考える人が意外と多いのですが、実は次に出てくる「ハッシュタグ」と合わせて活用することで、投稿がより多くの人の目に留まりやすくなります。

7.ハッシュタグ

ハッシュタグとは、#〇〇 と表示されるキーワードのことです。

先ほど紹介したキャプションに記載できます。

インスタの検索画面でハッシュタグを使って自分が知りたい情報を収集する人はとても多いです。

そのため、あなたのアカウントや投稿に関連したハッシュタグをつけることで、同じ興味関心があるユーザーに投稿が届きやすくなります。

8.メンション

メンションとは、投稿をする際に、ほかのユーザーのアカウントを紹介できる機能です。

@〇〇 と「@」の後に紹介したいアカウント名を入力すると投稿にほかのユーザーのアカウントを紐づけることができます。

また、メンションされた相手は、その投稿を自分のストーリーズに再投稿することができます。X(Twitter)の引用リツイートのイメージに近いです。

企業アカウントの場合だと特に、あなたのアカウントをお客様にメンションして貰うことで、そのお客様のフォロワーさんにも口コミが広がっていくので「メンション」は重要な機能の一つです。

9.アルゴリズム

アルゴリズムとは、インスタ上で投稿が表示される仕組みのことです。

よく、「通販で洋服を買ったら似たようなサイトがブラウザのおすすめに広告で表示された」「SNSでレシピについて調べていたら、それからタイムラインに似たような投稿がよく流れてくる」

など、”自分が調べていたものと近いジャンルやサービスがネット上で表示された経験”はありませんか?

実はこれは、SNS上でも全く同じです。

インスタグラムでも、ユーザー一人ひとりの「興味関心」に合わせて投稿が表示されます。

どの投稿をどんな人に表示させるのか、インスタグラムのシステムが判断しています。

この「アルゴリズム」の知識をつけて運用をすることで、投稿が発見タブやリールで表示されやすくなり、より多くの人にアカウントを知ってもらうことができます。

10.発見タブ

発見タブとはホーム画面上の虫眼鏡マークをタップすることで、見れるおすすめ機能(レコメンド)のことです。

発見タブには、これまでの閲覧履歴や興味関心に合わせて、フォローしていないユーザーの投稿が表示されます。

発見タブにあなたの投稿が載れば、フォロワー以外のユーザーにアプローチができるということ。すなわち、「新規フォロワーの獲得」に繋がります。

インスタアカウントをたくさんの人に知ってもらいたい場合、発見タブに投稿が載るかどうかは重要なポイントの一つです。

インスタの分析に関する用語

SNS運用は、「綺麗な動画を作ること」「バズること」がゴールではありません。

目的に対してしっかりとアカウントが育っているか定期的に数値を見て確認し、分析・改善を行うことが最も大切です。

ここからは、作った投稿をアップして運用し始めたあと「分析」をする際によく出てくる5つの専門用語について解説します。

11.インサイト

インサイトとは、インスタグラムが公式に提供している分析ツールのことです。

投稿を見た人の反応や、フォロワーの属性(男女比や年齢層・地域など)を数値で見ることができます。

特に、企業アカウントがインスタ運用をする上で「集客」「採用」など、目的がある場合、投稿が適切な人届いたかどうかを判断するには実際の数字を見ること=インサイトは欠かせない要素です。

12.リーチ

リーチとは、投稿が何人のユーザーに見られたかを表す数字です。

「リーチ数が上がる」ということはその投稿が「多くのユーザーに投稿が見られている」ということになります。

投稿の分析を行う上で、重要な指標となります。

13.インプレッション

インプレッションとは、投稿が表示された回数のことです。

リーチ数と似ていますが、リーチ数は「アカウントの数」なのに対し、インプレッション数は「見られた数」です。

同じ人が投稿を2回見た場合、リーチ数は1ですが、インプレッションは2になります。

14.エンゲージメント

エンゲージメントとは、投稿を見たユーザーが起こしたアクションを指します。

いいねやコメント、保存などが挙げられます。

エンゲージを高めると、No.10で出てきた「発見タブ」に投稿が載りやすくなったり、No.7で出てきた「ハッシュタグ」で検索すると投稿が上位表示されたりします。

また、投稿を見た人に対していいねやコメント、保存などのアクションがあった割合のことを「エンゲージ率」と言います。

「エンゲージ率が高い」ということは、「投稿への反応が良い」ということです。

15.ホーム率

まず、インスタグラムの「ホーム」とは、インスタグラムを開いた時に一番最初に表示される画面のことです。

そして、「ホーム率」とはフォロワーのうちどれだけのユーザーが、自分の投稿をホーム(タイムライン)から見てくれたかを表す数値です。

ホーム率を計算する方法は、「ホーム数÷フォロワー数」です。

つまり、「ホーム率が高い」ということは、「多くのフォロワーが投稿を見てくれている」ということになります。

また、フォロワーに見られる投稿=人気な投稿としてフォロワー以外におすすめされやすくなるので、分析する上で「ホーム率」は注目すべき数値の一つです。

インスタでよく出てくる15の専門用語」まとめ

では、ここまでの3つの落とし穴を踏まえた上で、企業のSNSアカウントを運用する上で大切にすべき向き合い方とは何なのでしょうか。

1:フィード

2:ストーリーズ

3:ハイライト

4:リール

5:プロフィール

6:キャプション

7:ハッシュタグ

8:メンション

9:アルゴリズム

10:発見タブ

11:インサイト

12:リーチ

13:インプレッション

14:エンゲージメント

15:ホーム率

いかがでしたか?

今回は、インスタ運用でよく出てくる専門用語をご紹介しました。


インスタ運用には「投稿作り」「運用」「分析」と、たくさんの工程が必要です。

初めて取り組む人にとっては、分からないことだらけで専門用語の時点で挫折してしまうことも少なくありません。

この記事では、企業アカウントの場合の「簡単な使い方」も合わせてご紹介しているので、運用担当者の皆さんはブックマークしておいて、定期的に読み返して役立てていただければとても嬉しいです。

また、

「作る時間はなんとか確保できるけど、分析まではできない」「ノウハウがなくて、投稿してもそれが合っているのか分からない」「どんな数字を見ていいのか分からない」

など、リソース不足や知識不足でつまづいてしまう場合は、専門的な知識を持っている人を採用するのが一番の近道です。

「いきなり人を採用するのはハードルが高い」「最初から大きな予算はかけられない」

という場合は、小さな規模から「外注」してみるのも一つの手です。

弊社でも、企業様向けのSNS運用サポートサービスを行なっているので、ご興味のある方やSNS運用にお悩みの企業様は、ぜひご相談ください。

このブログでも、引き続き企業様向けの「集客」「採用」などのSNS運用に特化したお役立ち情報を発信していくので、またぜひ遊びに来てくださいね◎

最後までご覧いただき、ありがとうございました!